ただ今より、長野県金融広報委員会のセミナーを開催させて頂きます。
私は長野県金融委員会が行っている出前講座の講師をしております、金融広報アドバイザーの宮原則子と申します。
本日は「大人の文化祭」という楽しいイベントですので、いつもの講座とは全く趣きを変えて、「寸劇で学ぶ家計管理」というテーマで、委員会事務局の方と二人で夫婦役となり、拙い寸劇を披露させて頂きます。楽しく家計管理について学んで頂ければと思います。
(寸劇スタート)
~休日の昼、夫はソファで何やら難しい本を読んでいる。そこに妻が登場~
妻:あらー、あなた起きてたの?
夫:ああ
妻:私、あなたが寝ている間にエムウェーブでやってる「大人の文化祭」に井上順ちゃんが来るっていうから行って来たの。
夫:ほぉー、お前は昔から祭り好きだったからなー。で、どうだった?
妻:うん、順ちゃんすごく格好良かったけど、やっぱり年取ったわ。私と同じよ。年ばっかりはどうしようもないものね。
それより、わが家が突然、大変なことになっちゃったー。
夫:大変なことぉ~?
何言ってんだ。いつも極楽トンボのお前が。どうかしたのかぁ?
妻:「大人の文化祭」に出展しているブースの中に、「クイズに正解すると可愛いミニタオルがもらえる」というのがあって、寄ってみたの。確か、「長野県金融広報委員会」だったわ。
ほらあそこ、あそこ。あの青い旗。
会場の皆様もまだでしたら、ぜひお立ち寄りください。
クイズに正解するとこんなミニタオルがもらえたり、1億円の札束の重さを実感できますよー。
勿論ハンカチをゲットして、パソコンで簡単にできる生活設計診断のやり方を教わって来たの。将来の家計のゆとり度をお天気イラストで示してくれるのよ。
夫:ほぉー。それで・・・?
妻:帰ってきて早速わが家の将来の家計を診断してみたら、なんとわが家はあなたの定年後には入道雲が出てきて、稲妻が光って、雷がバンバン鳴って、大荒れの予想になる、先行き真っ暗って出ちゃったの。どうしよう・・・
夫:何言ってんだ!どうーしよう、じゃないだろっ。俺なんかみてみろっ。毎日少ない小遣いでやりくりしてるんだ!雷なんか出てくるはずないだろっ!
床屋だって2ヶ月に1回、たったの¥1,500円だ。しかもシャンプー、ひげそり無しだぞ。うちの犬と比べてみろよ!最低だろっ。
妻:そういえばそうね。家のワンちゃんは毎月シャンプーカットで約1万円だから、あなたは犬以下、さらにその以下、ってこと?カワイソー。
夫:それにお前ときたら、自分だけデパートで洋服、靴、バッグだって。そうだろ?いつも自分は、「消費」生活アドバイザー、って言ってるが、とんでもない。「浪費」生活アドバイザー、じゃないか!
大体、わが家の家計は一体どうなってるんだ? 大丈夫なのか?
俺はなぁー、こうーやって(読んでいる本を見せる)なんとか有利に運用しようと思って、こんな休みにも研究してるんだぞー!
妻:ごめんなさい。
でもね、今からでも間に合う、大丈夫な方法を教わってきたの。
わが家の将来の予想図を作ることで、ある程度お金の見通しが立てられるそうよ。
そうすれば、共に白髪の生えるまで、あなたと安心して暮らせそう。嬉しいわ。
ところでね、その私たちの将来の予想図を作ってみない?
ここで、将来予想図、生活設計表について説明申し上げます。
皆様にお配りしてある家計管理のポイント1です。
生活設計表には将来やりたいこと、義務としてやることを記入し、おおまかな予想金額を書き入れ、その金額をどう準備するかを考えることで、将来の見通しを立てようというものです。
人生の最後にお金がたくさん残ってしまった。元気なうちにもっと旅行を楽しんだり、有意義なお金の使い方をすればよかった、などと後悔することのないようにするためには、お金をどこにどう遣うのか、今から、資金の配分をすることです。
現状の生活設計表を作り、問題点があったら見直しを行い、対策後の生活設計表を作りましょう。
(ボードにある生活設計表を示しながら説明する)
わが家ではこのような将来のできごと、車の買い替えや結婚資金援助などがあります。
収入は給与収入だったものが、定年後は年金収入だけとなります。
支出は・・・・・・・・となります。
収入と支出が分かったところで、この年のわが家の家計は黒字だったのか、赤字だったのかを表わしたものが年間収支です。
わが家では3年後からずっと年間収支がマイナス、つまり収入よりも支出が多いために赤字となっています。
年間収支が赤字の場合、貯蓄を取り崩さなければなりません。前年度の、貯蓄残高から赤字分を差し引くということになり、これが長年続くとついには貯蓄がゼロとなり、6年後からは貯蓄残高がマイナスになってしまいました。
つまり、借金しなければならないような状態になります。
このように生活設計することで、
・家計の収入や支出、貯蓄残高を予測することができ、
・将来のイベントに関する費用が問題ないかをチェックすることができます。
夫:そうか、この表を見ると、3年後から年間収支が赤字、6年後には貯蓄が底をついて、借金生活。最後は借金が膨らんで行って何処かで破産だよな。
しかし、どうすりゃぁいいんだ? こういう場合。
妻:大丈夫、見直しをして将来の計画を作り直すのよ。つまり、事業仕分けよ!
この前のサラリーマン川柳に「仕分け人、妻に比べりゃまだ甘い」っていうのがあったわね。私の悪口言ってるみたいですごく感じ悪いけど、わが家のために、がんばって厳しく見直ししなきゃ。
夫:見直すったって、どこをどう見直すんだ?
妻:それではここで、見直しをする際の4つのポイントを説明いたします。
(① ~④まで、1枚ずつ、カードをボードに貼る)
① 項目を見直す
項目をやるべきかどうかという検討です。
わが家では、息子と娘の結婚資金援助が合わせて600万円もあります。
この項目は無しにするという見直しです。
「子供への結婚資金援助という高額なプレゼントをしているのは日本だけ」なんて、話も聞いたことがあります。子供にあてにされちゃうといけないから早い時期から、結婚費用は結婚する二人が準備するように伝えておくといいと思います。
ちなみに実際の私の家の二人の子どもの結婚については・・・・・でした。
② 金額を見直す
例えば、「定年記念海外旅行」200万円は豪華過ぎます。金額を低く設定するように考え直します。新聞やチラシを見ていますと低価格なプランもいろいろありますよね。
③ 時期を見直す
例えば、1年後に「車の買い替え」と言う項目がありますが、もう1回車検に出して、買い替えは2年後に延期することで、資金が準備できるという場合もあります。
④ 将来における収入を増やす、支出を減らす
収入を増やすということは、この経済状況が厳しい中、なかなか難しいと思います。
一方、支出を減らすという見直し、つまり節約術ですが、中でも固定費の見直しは効果が大きいと言われています。固定費というのは毎月決まって出て行くお金のことで、生命保険などの保険料、水道光熱費、お小遣いなどがあります。
夫:ほぉー、小遣いも固定費か。俺の小遣い、見直しでこれ以上減らされたら、ささやかな楽しみと、働く意欲、なくなるなぁ~。
頼むから、小遣いだけは「仕分け」の対象からはずしてくれよ~。
妻:わかったわ。あなたのお小遣いそんなに多いわけじゃないから。
それでは、一番効果が大きいといわれる生命保険の見直しから始めましょう。
生命保険の目的は働き手がもしもの際、残された家族のために入るもので、必要保障額は子どもの成長とともに減っていきます。子どもが成人したら死亡保障は大幅に少なくしてもよいでしょう。そうしないと退職後の生活では、多額の保険料支払いは家計を圧迫します。医療保障については高額医療費制度など公的保障もあるので、いざと言うとき、貯蓄から医療費を確保できれば保険料を減らすこともできます。
夫:そうか、保険っていうのは入りっぱなしじゃいけないんだなぁー。
加入する「必要」がある保険なのか、保険の「額」は多過ぎないかを考えないといけないな。どんな時に、保険金がいくらもらえるのか、保険証券を出して来て確認しておく必要がある訳だ。複数の保険に入っていると、保障がダブってる可能性もあるだろうし、・・・。
妻:そうね。
次に効果があると言われているのが水道光熱費の見直し。私の得意分野なんだから任せて。
まず、家電製品を買い換える際には、省エネラベルや省エネ性能カタログを参考に、電気をくわない製品を選ぶことです。
例えば、テレビの場合、プラズマよりも液晶の方が1.5倍省エネで、液晶32型の場合、年間電力料金は製品によって2.6倍も違います。
家電製品のお得な使い方については、冷蔵庫の節約術の中から一つだけ、紹介させていただきます。
冷蔵庫のドアをできるだけ開けないことが省エネにつながります。開閉の回数が多いと、庫内の温度が上がるため、消費電力が増えます。
ここまで申し上げた①~④のような観点で見直してみますと、例えばですが、お手元の資料のように改善できます。
しかし残念ながら、定年間近となったこの年齢での見直しですと、生活の余裕はあまりないようですね。もう少し生活を切り詰めないと先行きはまだ苦しいようです
そこで非常に大事なポイントとなるのが、生活設計表を作成してみるタイミング、ということです。こうした生活設計表は、できるだけ早めに作ってみて、問題が出て来そうなら随時、早め早めに軌道修正を掛けて行くことが大事、ということなのです。
なお、こうした一連の見直しのほかにも、金融資産として持っている預金や貯金、株式や国債などの金融商品への運用についても改めて考え直す必要があります。
年齢が若く、運用に長い期間をかけられる人は損失が出た場合でも取り戻すための期間があるので、比較的リスクを取ることができます。
50代は老後までの期間があまり長くないので、自分の資産を生活資金、使用目的が決まっている資金、余裕資金に分けてみて、その上で当面使う予定の無い余裕資金で分散投資をすることが基本です。
夫:分散投資か。俺もちょっとはかじってるんだ。
分散投資というのは一つの金融商品だけに投資するんじゃなくて、いろいろ分けるのが基本なんだ。
例えば、全てを株式だけで運用したとすると、今のように景気が悪くて株価が下がってしまった場合、大損してしまうだろ。
だけど、株式のほかに債券にも運用していたとするだろ。そうすると景気が悪くて株価が下がるような時には、不景気なので金利も下がっている。金利が下がると、債券の値段は上がるので、下がった株価を債券の値段の上昇でカバーできるかも知れない、って言うわけさ。こんなふうに、値動きが逆になる傾向がある複数の金融商品に分散して投資しておけば、万一の時、大損はしなくて済む、って言うことなんだ。
妻:とても分かりやすい説明だったわ。さすが、あなただわ。
夫:ところで俺たちもそろそろ退職金の運用についても考え始めないといけないな。
妻:退職金については、焦ってそれを全額投資に回す必要はありません。まず、生活設計表に予定を書き出して、貯蓄が底をついてしまうなんてことがないように、資金計画を立てることが大切です。
一般的に退職後の運用はその人の資産規模にもよりますが、できるだけリスクを減らして安定運用を目指すことです。安定的に運用する部分と、積極的に運用する部分の比率を考えながら分散投資をすることです。
元本割れなどで生活資金が不足しないよう、又、病気や介護などいざというときのためにも一定程度の預貯金等の備えも必要です。
夫:なーるほどぉ~。見直しのポイントもわかったぞー。
貯蓄残高のマイナス、つまり借金生活が続くようなら、きちんと見直しをして、修正した生活設計表ができ上がればいいんだよな。
よーぉし、これでわが家も万全だーっ!
妻:だめだめ、生活設計表に基づいて毎月の管理、毎日の管理をすることが必要なのよ。
配布資料の家計管理のポイント2をご覧ください。
まず初めに、家計管理をする上で大切なことは、わが家のお金の流れをしっかりつかむことです。
1ヶ月いくらの収入があって、いくらの支出があるのか、以外とわかっているようでわかっていないという方が多いです。
そこをしっかりつかんだ上で無理のない予算を立て、1ヶ月が終わったら決算して、また予算を立てて、という作業をすることが、やりくりを成功させるための基本です。
まず手取り収入を正確につかむということです。
手取り収入はサラリーマンの場合、給料明細の総支給額から健康保険料、年金などの社会保険料や、所得税や住民税といった税金などを差し引いた金額のことです。給料の振り込み口座に振り込まれる金額とは必ずしも一致しない場合が多いです。可処分所得とも言われ、今月、使うことができるお金です。
夫:そうか、手取り収入を正確につかまないといけないんだな。
確かに、俺の給料からは社会保険料や税金以外にも、財形貯蓄や生命保険料が天引きされてたなぁ。
天引きされている貯蓄や生命保険料などは、1ヶ月の家計の支出の欄に載せないと、正しい家計管理ができなくなるってことか。
よーし、わかったぞー。
妻:次に支出についてです。
家計の支出の内訳は大きく3つに分けられます。
1.毎月決まって出るお金(固定費)
① 口座から引き落としするお金
家賃、ローン、水道光熱費、保険料、新聞代、受信料、電話代など
② 現金で毎月決まって出るお金
ガソリン代、小遣い、月謝など
2.手元で管理するお金
食費、日用雑貨費、雑費など
3.計画を立てて蓄えておくお金
貯蓄や生命保険など
手取り収入から貯蓄する金額を先に差し引いた残りを使うというようにすることで、貯蓄することができます。最後に残ったら貯蓄しようという考えではいつまで経っても貯蓄はできません。
夫:なるほど。支出は大きく分けると3つ、「毎月決まって出て行く固定的なお金」、「手元で管理するお金」、そして「計画的に蓄えておくお金」、というふうに区分できるのか。
妻:次は家計管理のポイント3 、「1ヶ月の家計収支表」を作るということです。
家計簿の1ヶ月が終わったら費目ごとに集計します。家計簿をつける理由は大きく3つあります。
① 何にいくら使っているのかという現状を把握するため
② 無駄遣いを防ぐため
③ 記録したデータを今後の生活設計や節約に結びつけるため
夫:しかし、お前がなぁー、まさか家計簿つけてる、なんてことはないよなぁー。
妻:まあ失礼ね。
でもさすがあなたって私のことよくわかってるわねー。私って、細かいことが面倒で嫌いなの。お掃除も手抜きして1週間に1回、あなたが見てるときだけやることにしてるってことわかってたー?
夫:わかってたさー。当たり前だ。言わないだけだ。言うと怖いからな、お前!新婚3ヶ月目、いや2ヶ月目だったかな?いろいろと手抜きが始まったよなぁ~。
妻:本当に今更だけど、ごめんなさい。それで家計簿もいかに手抜きできないか、長年かけて一生懸命研究し続けたのよ。
その努力の結果が最近実って、名づけて「どんぶり家計簿」が完成したの。
夫:えっ?「どんぶり家計簿」?中身の計算もどんぶり勘定、って訳じゃないだろうな? 大丈夫か?
妻:大丈夫、私はファイナンシャルプランナーの資格も持っているし、そろばんだって2級なのよ。
「どんぶり家計簿」は、お勧めの毎月の家計管理実践方法で、そんなに細かい家計簿なんてつけなくて済むんです。
1ヶ月間、食費、日用品費、被服費など費目に分類した封筒などに入れて、レシートを取っておく。スーパーで食品と日用品を一緒に購入した場合には、レジでレシートを別に打ってもらったりします。それを費目ごとに合計して、金額を封筒に記入します。
この他にもレシートをノートに貼り付けたり、パソコン家計簿など、無理なく続けられる
自分に合った方法で記録するとよいでしょう。
食費、日用品費といった費目ですが、費目分けに悩まれる方がいらっしゃいます。
例えば、理美容代をそれぞれのお小遣いに含めてもよいし、それぞれのご家庭の考えで大丈夫です。
但し、費目の移動は行わないことが鉄則です。先月はお小遣いに入れて、今月は衛生費に入れたりしますと、正確なデータが取れなくなります。
費目の数が多すぎると、悩んでしまう場合が多いかと思います。食費以外はすべて雑費という分け方もありますが、見直しをする場合には大雑把過ぎると、反省点が見えてきません。
それから、家計簿をつけていても決算しなければ、何の意味もありません。
① 「1ヶ月の家計収支表」を作り、支出の内容も検討する。食べずに捨ててしまったなど、買ったのに使わなかったモノには赤のマーカーでチェック、よく考えると必要なかった、買わなくてもなんとかなったというモノには黄色のマーカーでチェックする。
②費目ごとに集計した金額からマーカーが付いた金額の合計を差し引いて、来月の予算金額として「1ヶ月の家計収支表」に記入する。
1ヶ月たって楽に守れるようなら、もう少し減らしてみたり、無理ならちょっと増やしたりするとよいでしょう。
「どんぶり」の場合にはレシートにチェックして、同じようにチェックされた無駄だった分の合計金額を差し引いたものを来月の予算とします。
水道光熱費の予算は昨年の引き落とし口座から、同じ月の数字を拾って、来月の予算とします。
夫:予算と決算のある生活か~。予算が立ててあれば、あるだけ使ってしまう衝動買いするなんてことも無いってことか。更に、毎月、決算することで、お金の使い方をよく考える機会にもなるだろうし・・・。
よし、これででばっちりか!
妻:ばっちりというわけにはいかないわよ。
月々の家計に入れると赤字になりやすい、めったにない支出は普段のやりくりとは別に特別支出として、月々の家計とは別に管理するの。
夫:めったにない支出って言うのは、例えば、先月支払った自動車税とか、のことか?
妻:そうそう。家計管理のポイント4をご覧ください。
固定資産税、車検費用、家電・家具の購入や冠婚葬祭費などは、年間で予算を立てて、月々の家計簿とは別に管理します。
できれば特別支出用の通帳、口座を作り、ノートに記録するとよいでしょう。
予算立てをすることで何ヵ月後かに必要なこれらの支出は、「予備費」として先取り確保することができるし、準備すべき予備費の額がはっきりするので、月々の家計も安定することになります。
その財源はできればボーナスに頼らず、特別支出用に月々積み立てて、「特別支出用」の預金口座通帳を別に作ればとてもわかりやすく、管理が楽になります。
ただし、予備費があるから足りない分はそこから出せばいいやと、安易に支出予定を増やしてしまえば、家計は将来赤字に突入してしまうので、支出の内容を十分に検討することが大切です。
夫:よし!安心な人生を送るためには生活設計表を作って、将来、危なければ見直す。そして設計表を基に毎月決算し、予算・決算のある生活をする、ということだな。しかし、実際のお金はどう管理したらいいんだ?
妻:家計管理のポイント5をご覧ください。
家計管理の第一歩は給料日が肝心です。給与生活者ではない方も日にちを決めていったん口座から全額を引き出して、4つのお金に振り分けると、混乱することなく、とても管理が楽にできます。
① 1ヶ月に使えるお金 = 手取り収入 - 先取り貯蓄
真っ先に貯蓄するお金を抜いて、口座に入金します。
② 口座から引き落としされている、家賃や住宅ローン、電気料や水道料、電話代、新聞代などのお金を予算に沿って取り分け、引き落とし口座に入金します。
③ 集金で支払っている新聞代やお小遣いなどは、予め取り分けて袋に入れるなど、別にしておくことです。決まって出て行くお金を日々の出費の分とは別にしておけば、それに手をつけるようなことはありません。
④ 食費や日用品などを買うお金は、費目ごとに予算金額を袋分けすることで、更に管理しやすくなります。食費の場合には予算の中から毎月ほぼ決まっているお米代や酒代を引いて、残ったお金を一週間分ずつに分けて、一週間単位で管理することで管理が楽になります。
夫:あ~。それ、具体的に数字で言ってくれると分かり易いんだけどな。
妻:食費予算が6万円の場合、6万円からお米代の6千円とお酒代の4千円を差し引いた残り5万円を6月は5週間にまたがるので、5で割って1万円。1週間に使えるお金がわかって管理がとてもしやすくなるのよ。
夫:なるほど。予算どおりにやるのは難しいなぁー。しかし、限りある収入で計画的にお金を使うことが大切だ、というのはよ~くわかった。
家計簿が「どんぶり家計簿」でも無駄なんかをきちんとチェックして、節約したお金で旅行や趣味、になんて、そんな生活、いいと思うなぁー。
妻:私もそう思うわ。これから二人で力を合わせて頑張りましょうね。
(おしまい) |